シースリーは途中解約できない？解約条件・手順・返金や違約金について紹介

シースリーは倒産しました。契約者の対応は以下の記事をご確認ください。
＞＞シースリー返金方法・乗り換え方法

脱毛は高価な買い物なため、もちろん事前にリサーチしたり無料カウンセリングを受けたりと、慎重に検討して契約されると思います。

万が一どうしても解約せざるを得ない場合に、スムーズに解約できるのかは大切なことです。

そこで、今回はシースリーの途中解約について紹介します。解約条件・手順・返金や違約金など気になる点を掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

シースリーは条件付きで途中解約が可能

「今日、契約したけど解約したい」「通えなくなったから辞めたい」など様々な理由で途中解約したくなるケースもあるでしょう。

結論から言いますと、解約するための条件はありますが、シースリーの途中解約は可能なため、契約したら解約できないことはないので安心してください。

しかし、以前はエステや脱毛などのサービスで契約や解約に関するトラブルが多くありました。こうしたトラブルの増加を背景に「特定商取引法」により、規制が設けられ消費者の利益保護が図られています。

シースリーが提供する脱毛サービスは「特定商取引法」に規定される「特定継続的役務提供」に該当するため、クーリングオフ制度や中途解約に関してきちんとしたルールが定められており、途中解約ができないといったことはありません。

【タイミング別】シースリー2つの解約方法

解約のタイミングによって、クーリングオフ制度による解約と中途解約の2種類があります。

クーリングオフ期間を過ぎて解約する場合は中途解約になります。

脱毛サロンのほとんどは、電話や直接店舗にて解約手続きをしますが、シースリーでは店舗・電話・WEBの3つの方法で中途解約が可能です。

クーリングオフの方法

クーリングオフとは、契約後すぐにどうしても契約を取り消したいと思った際に利用できる制度です。

契約書を受け取った日から8日以内であれば適用されます。

先ほど、シースリーの脱毛サービスは「特定商取引法」に規定される「特定継続的役務提供」に該当するとお伝えしました。特定継続的役務提供で定められている契約期間と契約金額はそれぞれ決まっています。

上記に該当する契約の場合、クーリングオフ期限内であれば、違約金等を支払うことなく契約を解除できます。

また、すでに対価を支払っている場合には、速やかに返金してもらえます。

クーリングオフを行う場合は、書面又は電磁的記録により契約を解除する旨をシースリーに連絡します。

シースリーでは公式ホームページにクーリングオフの方法が明記されており、書面の場合はハガキ等に下記の事項を記入の上、お客様相談窓口に送付します。

電磁的記録の場合は下記のアドレスにアクセスし、必要事項を入力します。

万が一、トラブルがあった場合に記録が残っていると対応できるので、書面の場合は特定記録郵便、書留、内容証明郵便などで記録を残しておくと安心です。

電磁的記録の場合はメールの保存、入力フォームのスクリーンショットなどを残しておくと良いでしょう。

店舗解約の方法

店舗での解約はスピーディーに解約の手続きができる反面、直接スタッフと対面することになりますので、解約の理由を聞かれるなど気まずさを感じる方もいるかもしれません。

しかし、気まずさを感じない人であれば、１度で解約の手続きが済むので店舗での解約も検討してみてはいかがでしょうか。

店舗での解約を希望であれば、事前に「解約の手続きをしたい」と連絡をするとスムーズに手続きができます。

電話解約の方法

店舗またはコールセンターに電話をして解約の申し出をする方法です。

コールセンターでも対応しているので、いつも利用している店舗に解約が伝えにくい場合は、利用してみても良いでしょう。

電話をした数日後に「中途解約清算金計算書」と「解約確認書」が郵送で送られてきます。

不備のないように必要事項を記載し返送しましょう。

Web解約

Webの入力フォームから解約の申し出をする方法で、24時間いつでも解約の手続きができるため、忙しくて店舗に行く時間がない人や、営業時間内に電話することが難しい人にはおすすめです。

また、シースリーのスタッフと直接連絡する必要がないので、解約を伝えるのが苦手な人や解約理由を聞かれるのが嫌な人はWeb解約がおすすめです。

入力フォームに必要事項を入力し送信すると、2営業日以内に電話もしくはSMSで連絡が来ます。

シースリーで解約希望する人はやむを得ない理由がほとんど

これからシースリーで脱毛したと考えている人は「なんで解約するの？」と気になる方も多いですよ。

実際に解約を希望した方の意見をまとめると主に以下の内容が多く見られます。

妊娠や引っ越しなどやむを得ない理由で「解約するしかない」という方が大半でしたが、一方で「自分の希望通りに予約が取れない」という声もありました。

とにかく予約が取れないため解約したい

予約が取れずに結局解約しました。

予約が取りやすくて、対応もすごく良いと評判で入会を決めました。
確かに脱毛自体は良かったのですが、他に不満がありすぎて他社に切り替えました。

24時間ネットから予約ができ、空きが出るとメールがくるので急でも予約が取れるとのことでしたが、実際にはネットを見ても空きがなく、メールが来た瞬間に予約しようとしても既に空きなしと表示されました。電話で問い合わせすれば予約できることもあるとのことで問い合わせをしてみても誰も出ない。
いつ電話をしても留守電になる。これは一企業として成り立つのでしょうか？

永久保証があったとしても、予約できず施術できなければ何の意味もありません。
会員数に対して予約枠が十分でないということかもしれませんが、それならその可能性を契約時に伝えるべきだと思います。

現在はきちんと予約もできて、施術対応もしっかりした他社で契約しました。
ただ安くはないですし、解約に際して発生する違約金など無駄な出費になってしまったことが悔やまれます。

引用：みん評

予約が取れず脱毛が進まないため解約を決断しています。

シースリーは確かに予約が取れないとの口コミが多くありますが、現在は予約倍増宣言をしており、脱毛機の増設や定休日をなくして予約日を20％アップさせるなどの取り組みを積極的に行っています。

3カ月先の予約が取れない

一度も施術することなく、3ヶ月先も予約が取れないため解約しました。一度も施術していないのに違約金として二万円かかりました。損した気分でいっぱいです。

引用：みん評

シースリーでは施術予約の1分前までにキャンセルすればペナルティーはありません。

そのため、予約後都合が悪くあってもキャンセルできるので、自分の予定とは関係なく一旦空いている日を予約してみてはいかかでしょうか。

この他、シースリーで実際に脱毛した方の声が知りたい方は以下の記事を確認してから本当に脱毛するかどうか検討してみてくださいね。

契約前にチェック！シースリーの解約について

シースリーで解約するには必須の条件はないため、施術を開始してしまっても解約はできますが、返金に関しては条件があります。

クーリングオフの場合は、違約金は不要で支払い済みの代金は全額返金されます。

未施術分が返金の対象になる

通い放題プランの場合は、施術を受けた回数が4回未満の場合返金の対象となります。

また、6回プランの場合は施術を受けた回数が2回未満の場合返金の対象となるので、一定の回数を超えてしまうと返金対象外となるので注意しましょう。

コース	返金対象となる回数
通い放題プラン	4回未満
6回プラン	2回未満

違約金の上限は2万円

違約金は契約を解除したことにより消費者が事業者に支払うお金で、シースリーの場合は違約金の上限が2万円までと決まっています。

以前は高額な違約金を請求され、解約できないといったトラブルも悪質な脱毛サロンでは横行していたようです。

現在は「特定商取引法」により脱毛サロン（エステティック）における違約金は「2万円または契約残額の10％に相当する額のいずれか低い額」と決められています。

返金額より違約金が高くなる場合も

返金額は次のような計算式で算出します。

返金額 ＝（支払い金額の総額）−（1回分の料金 × 施術回数）−（違約金）

計算式にもあるように、施術開始前であれば違約金のみ支払いをしますが、施術開始後は受けた回数分の金額が引かれてしまうので、返金額が少なくなります。場合によっては返金額よりも違約金が高くなるケースもあります。

シースリーを解約しない方がお得な場合

中途解約の場合は違約金が発生するため、通う意思がない場合でも解約しない方がお得な場合もあるので、それぞれのケースを見ていきましょう。

すでに返金対象ではない場合

返金対象ではない場合は下記の内容が当てはまります。

上記のように施術回数を超えると、返金はなく違約金のみが発生するので、そのような場合には、解約をしない方がお得です。

妊娠などで脱毛を中断したい場合

シースリーでは妊娠中には脱毛の施術を受けることができず、コースを中断する必要があります。

施術が受けられない理由は、ホルモンバランスが安定していないため、肌トラブルにも繋がりやすく脱毛効果が得られない場合があるからです。

生理中も同じくホルモンバランスの影響で脱毛効果が得られない場合があるので、妊娠中や生理中は、施術を避けましょう。

また、妊娠中は体を冷やしたり、施術中の無理な体勢をとることが難しいので、一時的に中断が必要になります。

引っ越しなどで契約店舗で施術を受けれない場合

シースリーでの脱毛のコースを契約中に、引っ越しなどでいつも通っている店舗に通えなくなることもあるかもしれません。

シースリーは全国に61店舗を展開しており、全国全ての店舗で予約ができるので、引っ越し先の地域に店舗があれば脱毛に通えます。

ただし、全店舗の予約を利用するには事前に申請が必要です。

シースリーの解約に関するよくある質問

返金までにかかる時間はどれくらい？

現金の場合、返金にかかる時間は解約手続きが完了してから2週間～3週間かかります。

また、クレジットカードの場合は、返金されるまでに2ヶ月〜3ヶ月かかります。

クレジットカード会社によって返金までにかかる時間が変わりますので、返金の確認ができない場合は、クレジットカード会社に連絡しましょう。

指定の口座に入金されますので、3週間以上経過しても返金がない場合はカスタマーサポートに連絡しましょう。

カスタマーサポート
0800-888-4315
受付時間；12時～21時

解約・返金可能回数を超えていた場合は解約できない？

シースリーは解約・返金可能回数を超えていた場合でも解約できますが、返金はされず解約手数料や違約金がかかります。

シースリーは生涯通い放題なので、自分に合ったタイミングで脱毛ができるのが大きなメリットのため、解約ではなく契約したままで脱毛をお休みすることも可能です。

解約手数料を支払うほど解約をしたいのかよく検討してから解約をしましょう。

解約ではなく休会はできる？

シースリーには休会制度がありませんが、シースリーには業界唯一の永久保証制度があります。

永久保証があるため、長期間脱毛を休んでも問題はありません。

脱毛を再開する可能性がある人は解約ではなく脱毛を休むのも選択肢となります。

一度休んだ後に脱毛を再開しても追加料金はないので、安心して休むことができます。

ただし、料金を分割払いにしている場合は毎月の支払いが発生するので、料金の支払いが完了していないと休んでいる間も支払いがある点には注意しましょう。

解約を引き止められることはない？

解約するにあたって、引き止められるのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。

シースリーでは引き止められることはありませんが、理由を聞かれるケースがあるので、理由を聞かれなくない場合は、Webでの解約をおすすめします。

理由を聞かれた場合は「肌に合わない」「引っ越し先が僻地でシースリーがない」と伝えれば問題ありません。

シースリーは途中解約できるが条件によっては返金されない

法律やルールで保護されているとはいえ、解約には精神的にも経済的にも負担がかかります。ご自身が契約しているプランや施術回数によって返金額の有無と違約金の支払いが発生するので、解約する際はよく検討してから解約することをおすすめします。

契約時には契約書をよく読み、理解することが大切です。無料カウンセリングやコールセンターでの相談なども利用し、契約内容をよく確認した上で契約しましょう。