性病になった場合でもVIO脱毛は可能?
VIO脱毛で性病は感染する?
性病になる確率は1回の性行為につき30〜50%と言われており、誰がかかってもおかしくない病気のため、VIO施術に感染しないか不安を感じ、VIO脱毛の契約をためらっている方もいるのではないでしょうか。
今回は、性病でもVIO脱毛は可能なのかという疑問をはじめ、性病ごとの判断基準も紹介するので、参考にしてください。
- 性病に感染すると施術はNG
- 施術すると感染を拡大させる可能性がある
- 性病検査キットで自宅で検査できる
- VIO脱毛で性病予防ができる
性病は自然治癒しません!
心配なら匿名検査のSTDチェッカーがおすすめ!
- 自宅に匿名で検査キットが届く
- 豊富な性病に対応
- パートナーと一緒に検査も可能
VIO脱毛は性病の場合サロン・クリニックともにNG
性病がある場合は、脱毛サロンでもクリニックでも施術はできません。
性病が完治すれば脱毛できるため、脱毛よりも治療を優先しましょう!
クリニックは医師や看護師の資格を持つ人が施術をするので、脱毛ができると考える人もいますが、クリニックでも性病になった場合、VIO脱毛はおこなっていないので注意しましょう。
性病に感染している人が脱毛をできない2つの理由
性病に感染した人が脱毛をできないのには理由があるため、しっかり確認しておきましょう。
- クリニックやサロンでの感染拡大を防ぐため
- 照射で性病が悪化する可能性がある
クリニックやサロンでの感染拡大を防ぐため
性病は、性行為以外で感染する可能性はあまりないため、クリニックやサロンで感染するリスクは極めて低いですが、万が一のことを考えて「施術をしない」と選択するサロンやクリニックが多いでしょう。
基本的に、クリニックやサロンはタオル交換や脱毛機機の消毒などを定期的におこなっているので、感染拡大はしにくいですが、施術者が目で確認できないような病気や本人に自覚がない場合に気付かず施術をしてしまうと、感染する可能性もあります。
照射で性病が悪化する可能性がある
性病に感染すると痒みを感じたり、皮膚にできものや発疹ができたりと皮膚に異常が出ます。
異常が出ている状態で照射をすると症状が悪化する可能性があるので、目に見える皮膚の異常を確認できた場合は、脱毛をやめましょう!
性病の薬を服用している場合も、薬によっては脱毛の光に敏感に反応してしまう場合があるため、体の負担にならないよう施術を断られるケースがあります。
二次被害を出さないためにも少しでも性病の疑いがある場合は、脱毛せず完治すること優先しましょう。
主な性病の種類と治療
主な性病の種類は5種類あり、症状により治療法が少し異なります。
紹介する症状に当てはまった場合は、念のため脱毛をキャンセルし病院を受診しましょう。
- クラミジア
- コンジローマ
- 梅毒
- 淋病
- 性器ヘルペス
クラミジア
クラミジアは国内で感染者が多い性病で感染しても無症状なケースが多いため、感染に気づいていない場合があります。
- おりものの増加
- 生理以外での少量の出血
- 下腹部の痛み
治療期間は1〜2週間ほどで、飲み薬や軟膏で治療します。
生理痛と痛みが似ているため、下腹部の痛みが出ても時期によっては生理痛と勘違いしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
クラミジアに感染しているとも知らずに治療せず放置した場合、子宮頸管から上の腹部へ感染し、強い腹痛を伴うため、心当たりがある人は早めの検査をおすすめします。
コンジローマ
感染すると肛門周りや膣や子宮頸部などの性器の内側にイボができ、カリフラワーやニワトリのトサカのような形をしていますが、自覚症状はほとんどありません。
イボの大きさは1〜3mmほどで色は白やピンク、褐色、黒色などさまざまです。
- かゆみ
- 違和感
- おりものの増加
飲み薬による治療法と手術で取り除く治療法の2種類があり、手術については入院をする必要がなく日帰りで済みます。
コンジローマに感染すると免疫力の低下によりHIVの感染率が高くなると言われているので、性器周辺にイボができていたらコンジローマを疑いましょう。
手術をして取り除いても再発する可能性が高い性病なので、手術後も定期的に経過を見ることが大切です。
梅毒
昔から代表的な性病と認識されているので、耳にしたことがある方も多い病気ではないでしょうか。
時間が経過するとともに症状が悪化するので、全身にまで赤い斑点が広がることもありますが、梅毒の症状には第1〜4期まであり、現在では第2期で早期治療がおこなわれるため重症化することが少くなっています。
- 子宮口にしこり・赤い斑点
- 太ももの付け根が腫れる
飲み薬や筋肉注射で治療をおこない、抗生物質を服用する場合は「第1期:2〜4週間程度」「第2期:4〜8週間程度」飲み続ける必要があります。
梅毒は自然に治るものではないので、感染した場合は必ず医師の指示に従い、治療をおこなうようにしましょう。
淋病
男性が感染した場合、排尿時に激しい痛みを感じたり膿が出たりと症状が大きく出るのに対し、女性が感染した場合は、症状がハッキリと現れないケースがあるため、感染したことに気づかないことが多いでしょう。
- おりものの量の増加
- 生理以外の出血
- 性器周辺に軽い腫れやかゆみ
淋病の治療法には飲み薬、点滴、注射の3種類があり、治療方法や症状によって治療期間が1〜7日と幅があります。
気づかずに放置した場合、不妊症や卵管炎などの原因につながる可能性があるので定期的に検査をしましょう。
最近では「スーパー淋菌」と呼ばれる、薬が効かない淋菌が出現しているため、1人1人が正しい予防法で感染しないようにすることが求められます。
性器ヘルペス
性器ヘルペスは主に性行為で感染しますが、感染力が強いのでタオルなどからでも感染するケースがあり、感染すると全身に強い痛みや倦怠感を感じ、歩行が困難になる場合もあります。
- 性器周辺に水ぶくれや潰瘍
- 頭痛
- 発熱
飲み薬や軟膏での治療となり、症状によって治療期間に前後はありますが、1週間ほどで症状が緩和されます。
性器ヘルペスは2〜4週間で自然に治りますが、再発する確率が高く「体調を崩している場合」「ストレスを感じている場合」「生理のタイミング」などで再発してしまうので、1度検査を受けることが必要です。
早期発見による早期治療で症状の進行を抑制したり、治療期間が短縮されたりするので、体に異常が確認できたらすぐに病院で診てもらうようにしましょう!
性病検査キットを使えば自宅で検査できる
「性病にかかったかもしれない」と思い当たることがあっても、病院に行くのに勇気がいる人もいるでしょう。
検査に行くのをためらう方は、検査キットを使用すれば自宅でも簡単に検査が可能です。
検査キットはドラッグストアでは販売しておらず、インターネットから取り寄せるため、匿名で検査や検査結果の確認ができ、尿や血液の採取でおこなわれることが多いでしょう。
1項目3,000〜4,000円で検査ができ、最短1~2日で検査結果がわかるので、結果を早く知りたい人にもおすすめです!
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- 豊富な性病に対応
- パートナーと一緒に検査も可能
VIO脱毛で性病感染が心配な方への対処法
性病は性行為で感染するので、脱毛での感染を過度に心配する必要はありませんが、シェーバーなどを消毒しないまま使用すると感染リスクはあります。
VIO脱毛での性病感染が心配な人は、以下3点の対処法を実行しましょう。
- 消毒方法などを確認する
- 契約前に店舗の衛生状況を確認する
- 自分のシェーバーを持参する
消毒方法などを確認する
クリニックやサロンのシェーバーを使用してVIOのムダ毛を処理する場合、スタッフにどのような消毒方法をおこなっているか事前に確認しましょう。
シェービングでは出血の回避や肌への負担を減らすために電気シェーバーを使用しているクリニックやサロンが多く、施術ごとに消毒して1つの刃を繰り返し使用します。
消毒がおこなわれていれば、基本的に繰り返し使用していても問題はありませんが、消毒液での消毒と合わせて、殺菌マシンなどでお手入れをしていることが確認できるとより安心です。
使用しているシェーバーの状態が気になる人は、カウンセリングなどで確認するといいでしょう!
契約前に店舗の衛生状況を確認する
基本的にはサロン・クリニックともにベッドの消毒やタオル、シーツの交換はおこなっているので、別の視点から衛生状況を確認する必要があります。
手っ取り早く確認する方法は、カウンセリングの際に店舗内の清掃状況や清潔感をチェックすることです。
店舗内の清掃が行き届いていない場合は衛生面に心配が残るので、自分のためにもサロンやクリニック選びを考え直したほうがいいかもしれません。
自分のシェーバーを持参する
多くのクリニックやサロンでは剃り残しがあった場合、シェーバー持参であればムダ毛処理の対応してくれます。
消毒方法や店舗内の清掃状況に問題がなくても「シェーバーの共有についてやっぱり気になる」という人は、事前に自分のシェーバーを使用したいことを相談しましょう。
持参するシェーバーに種類を指定をするクリニックやサロンもあるので、スタッフに確認しておきましょう!
VIO脱毛をすると性病の早期発見につながる
VIO脱毛をすると、脱毛していない人よりも性病の早期発見につながる可能性があります。
梅毒やコンジローマは皮膚にブツブツができるため、毛がなくなると皮膚の異常を発見しやすく、早めの治療がおこなえます。
性病の早期発見ができると重症になる前に処置ができるため、体に負担をかけることなく治療ができ、治療期間も短く済むでしょう!
また、VIO脱毛で毛をなくしたり減らしたりすることで、性器周辺を清潔に保つことができ、菌の繁殖を抑えられるので、性病予防にも効果が期待できます。
皮膚に異常が確認できた場合は感染の疑いもあるので、脱毛を控え放置せずに病院での検査をおこなってください!
VIO脱毛の際の性病に関するよくある質問
VIO脱毛の際の性病に関するよくある質問をまとめているので、脱毛前に目を通しておきましょう。
- 性病を予防するにはどうすればいい?
- クリニックやサロンで感染することはある?
性病を予防するにはどうすればいい?
性病は性行為で感染するため、必ずコンドームを使用し感染を予防しましょう。
また、VIO脱毛をし毛の量を減らしておくと肌の以上を早期に発見できるので、早急に治療ができるでしょう。
デリケートゾーンの毛がなくなると、ムレが減り菌の繁殖を減らせるため、VIO脱毛も性病予防に有効な手段です。
クリニックやサロンで感染することはある?
性行為での感染が大半なのでクリニックやサロンで感染する確率は極めて低いですが、まれに施術者が目で異常を確認できない場合や、施術を受ける人が性病の自覚なく脱毛を受けた場合は感染する可能性があります。
わずかな確率でもクリニックやサロンでの感染が不安な人は、自前の電気シェーバーの持参などで対策を取るようにしましょう。
性病に感染するとVIO脱毛は受けられない
VIO脱毛は性病に感染している場合、感染拡大の防止や性病の悪化を防ぐためにクリニックもサロンも施術を受けられません。
感染が発覚したら脱毛したい気持ちをグッと抑え、治療に専念するようにしましょう。
感染の可能性があり病院へ行くのに抵抗がある人は自宅で簡単に検査キットで確認ができるため、気軽に検査が可能です。
VIO脱毛をすると性器周りを清潔に保つことができ、早期発見できる性病もあるのでVIO脱毛をしようか悩んでいる人は検討してみてください。